プレスリリース

今年もシロアリの群飛がはじまります/シロアリ対策は「ホウ酸」で!

ゴールデンウィーク前後からはじまるシロアリの本格的な群飛(ぐんぴ)シーズンを前に、農薬由来の合成殺虫剤から「ホウ酸」へ防蟻対策の見直しを検討していただくためのプレスリリースを配信しました。

シロアリとクロアリの羽アリの見分け方から、合成殺虫剤とホウ酸のメリット・デメリットの比較、ホウ酸処理を得意とする全国の優良シロアリ防除業者を紹介する「シロアリポリス」についてなどの情報を紹介しています。

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シロアリ群飛プレスリリース

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以下、プレスリリース全文

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~今年もシロアリの群飛(ぐんぴ)シーズンがはじまります~

シロアリ対策は「ホウ酸」で!

新たなシロアリ被害のはじまりを告げる「群飛」

陽射しのぬくもりが感じられるようになるとシロアリの群飛シーズンがはじまります。土中や木の中に生息しているシロアリは基本的には年中活動していますが、多くの他の虫たちと同様、暖かくなると繁殖の準備をはじめます。コロニーと呼ばれる巣の中で個体数が増えてくると、幼虫の一部はニンフとなって生殖虫の道へと進みます。この生殖虫が羽アリとなってコロニーを去り、新しいコロニーをつくるために飛び立つというわけです(シロアリとクロアリの羽アリの見分け方は下図を参照)。これがいわゆる「群飛」と呼ばれる現象です。新たな巣作りのための群飛は、言い換えると新たなシロアリ被害のはじまりとなる可能性があります。

一般的な農薬系の合成殺虫剤処理は即効性重視の『駆除』向き

シロアリ対策には、大きく分けて「農薬系の合成殺虫剤処理」と「ホウ酸処理」の二つの方法があります。それぞれ仕組みや効果の持続性、安全性に違いがあります。まず、農薬系の合成殺虫剤処理は、ネオニコチノイド系やフィプロニル系などの農薬由来の合成殺虫剤を使用する方法です。これらはシロアリの神経系に作用し、直接駆除する効果があります。土壌や木材に薬剤のバリアをつくり、シロアリの侵入を防ぐ仕組みです。即効性が高く、すでに被害が進んでいる場合にも対応しやすいという特徴があります。一方で、農薬系の合成殺虫剤は時間の経過とともに揮発・分解するため、実際には数年で効果が大きく落ち、一般的には5年毎に再処理が必要になります。また、化学物質を使用するため、小さなお子さまやペットがいる家庭では安全性を十分に考慮する必要があります。

予防など長期的な対策は「ホウ酸」処理が安心

これに対してホウ酸処理は、鉱物由来の「ホウ酸」を使用する方法です。ホウ酸は無機ミネラルのため揮発・分解せず、施工条件が保たれる限り効果は永続的です。ホウ酸を含んだ木材をシロアリがかじると、代謝が阻害されて活動できなくなり、以降はその木材に寄り付かなくなります。つまり、わずかな食害で被害の進行を止められるのがホウ酸処理の特長です。揮発がないため住まい手への影響はなく、たとえ摂取しても哺乳類は腎臓の働きにより体外へ排出できるため、安全性の面で安心感があります。さらに、防腐や防カビの効果も期待できます。ただ、すでに大きな被害が出ている場合には、即効性という点でやや不向きなこともあります。

ホウ酸処理は施工品質が鍵、専門施工士による確実な処理を!

ホウ酸処理を検討する際、注意すべき点がいくつかあります。ホウ酸はシロアリに有効な濃度を確保し、構造材全体を処理しなければ十分な効果は得られません。一般社団法人日本ホウ酸処理協会の基準では、ホウ酸換算濃度20%BAE未満の処理には二度塗り以上が必須とされており、一方で高濃度施工の場合はホウ酸が析出しないよう溶液の温度管理が求められるなど、濃度によって必要な施工手順が異なります。
市販のホウ酸を自分で塗布するだけでは、こうした基準を満たすことは困難です。信頼できる施工を受けるためには、ホウ酸の性質とシロアリの生態を熟知した専門施工士が在籍し、責任施工体制が整っている業者を選ぶことが大切です。当社の「ボロンdeガード®工法」は、全国のホウ酸施工士による責任施工で正しいホウ酸処理を提供しており、新築・既存住宅のいずれにも対応しています。

群飛を機に、「ホウ酸」処理に乗り換えを!

このように、すでに被害に遭っていてすぐに駆除したい場合や被害が進行している場合には農薬系の合成殺虫剤処理が適していますが、いずれにせよ一時的な使用にしか向いていないのが農薬系の合成殺虫剤処理です。一方で、予防や長期的な安全性を重視する場合にはホウ酸処理が向いているといえます。日本でも住宅が高気密・高断熱化しているにも関わらず、未だ新築時の予防対策として農薬系の合成殺虫剤処理が行われているのが実情で、農薬系の合成殺虫剤処理による健康被害が社会的な問題になっていたり、再処理には大きな経済的負担がともなうため敬遠されがちで、結局シロアリに対して無防備となっている住宅がほとんどであるのが現実です。群飛シーズンを機に、リスクのある農薬系の合成殺虫剤処理から脱却し、ホウ酸処理に乗り換えられることをお勧めします。

家で羽アリを見つけたらシロアリポリスへ
もし自宅周辺でシロアリの羽アリを見かけた場合は、すでに建物内や敷地内にコロニーが形成されている可能性があります。被害の進行を抑えるためにも、できるだけ早めに専門業者に相談することをお勧めします。シロアリ駆除業者検索サイト「シロアリポリス」はホウ酸処理を得意とする信頼できる業者を紹介しています。ぜひご相談ください。
https://shiroari-police.com/

【ご存じですか?】
農薬系の合成殺虫剤を使用するリスク

住宅における省エネルギー化という観点からの高気密・高断熱化の推進から床下の住宅内部化、およびシックハウス症候群やアレルギー体質の人の増加にともなう化学物質過敏症に対する社会的な批判、という2つの点からシロアリ防除剤をこれまでどおり汎用することが困難になりつつあることは間違いない。
公益社団法人日本木材保存協会 木材保存学入門 【改訂4版】P.84 抜粋

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