アメリカカンザイシロアリ保証【乾材シロアリ保証特約】
日本初の「乾材シロアリ保証特約」
まるまる1棟、外来種「アメリカカンザイシロアリ」から建物を守ります。
従来の「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」から建物を守る「シロアリ保証」に加え、被害の進行が想定できない外来種「アメリカカンザイシロアリ」に備えた安心の「保証特約」です。
アメリカカンザイシロアリ対策、ボロンdeガード®全構造材ホウ酸処理、保証特約で安心
新築時のボロンdeガード®全構造材ホウ酸処理は通常処理しない建物高所まで、1棟まるまるのホウ酸処理です。ホウ酸ダスティング®処理、日本初のアメリカカンザイシロアリ保証特約とあわせて、大切な建物をしっかりとボロンde「ガード」します。
アメリカカンザイシロアリの羽アリ(有翅虫)
アメリカカンザイシロアリの羽アリ(有翅虫)。日本のヤマトシロアリより体が大きく、赤褐色なのが特徴。体長は翅(ハネ)を入れると悠に1cmは超える。
地中から木造建物の上へ上へと被害を広げていく「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」と違い、外来種の「アメリカカンザイシロアリ」は羽アリとして飛来してきて、建物のあちらこちらに忍び込み建物中に被害を広げます。
「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」はおもに材木の表層を食い進むので被害の発見が比較的早期になりますが、「アメリカカンザイシロアリ」は材木の内部を潜行して被害を広げるので、発見時には被害が相当進行しているケースが多く見られます。
とくに通常のシロアリ対策処理のされていない高所や目の届きにくい屋根裏の被害は甚大なものとなり、また、アメリカカンザイシロアリは外気の乾燥や外敵から身を守るために材木の表層は食べずに残す習性があるので、見かけ上、建物の骨組みである柱や梁(はり)は問題がないように見えても、内部は全て食いつくされていることがあります。
被害の際のサインは材木の外にたまる「1mm未満の粒状の糞」でわかりますが、この時にはすでに被害のはじまりから数年が経過しています。
「乾材シロアリ保証特約」は、脅威の外来種「アメリカカンザイシロアリ」から建物をしっかりと守る特約を従来の保証に追加します。
乾材シロアリ保証特約の概要
- 制度の開始
- :
- 2017年11月1日より
- 保証の対象
- :
- ボロンdeガード®全構造材ホウ酸処理を行った新築物件で、屋根裏・各階の天井裏等にホウ酸ダスティング®処理を実施し、劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)による竣工までの適切な施工管理をした建築物。
- 対象シロアリ
- :
- アメリカカンザイシロアリ
- 保証期間
- :
- 施工完了日より3年後の応当日から7年間
3年後の応当日:施工完了日の3年後の同日。
例:施工日が2024年10月5日であれば、3年後の応当日は2027年10月5日。
保証期間は免責検査で問題がなければ2027年10月5日から2034年10月5日まで有効となります。
- 保証金額
- :
- 主契約に準じます。
- 特約手数料
- :
- 11,000円(税込)
- 定期検査
(有償) - :
- 1)施工完了日より3年後の応当日から遡って6か月間に免責検査
2)施工完了日より5年後の応当日前6か月から後18か月の24か月間
動画で見る、乾材シロアリ保証特約/全構造材処理/ダスティングビデオ
劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)(ここからは建築会社様向けです)
責任を持って「大丈夫です!」と言えるために。
正しい「木材劣化対策」が身につく資格「劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」
腐れやシロアリなどの木材劣化生物から正しく・最適な方法で建物を守るために、木材劣化生物の習性、対策、法規などの講座を中心に「木材劣化対策」を学んでいただき、得ることのできる資格です。
木材劣化対策とは建築物の骨組みである「構造材」をいつまでも健康に保つための正しく最適な施工・管理を合わせたものをいいます。
構造材の健康は安全面の「耐震」のほか、快適性の「断熱・気密」などにも深く関わる建物の中でもとても重要な部分です。
「乾材シロアリ保証特約」の付保には劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)の有資格者による竣工までの適切な施工管理が必要となります。
劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)の概要
資格取得条件:
1)工務店・設計事務所スタッフであること。
2)当協会にJBTA賛助会員として入会していること(入会金、年会費無料)。
(JBTA賛助会員ご案内のPDF)
3)当協会の「劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」講習を受講していること。
4)劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」認定試験に合格していること。
資格取得の流れ
※必ず事前に(JBTA賛助会員ご案内のPDF)をお目通しの上、各会場の講習・認定試験にお申し込みください。ボレイトチェッカー
通常販売はしていないホウ酸現場必須ツール「ボレイトチェッカー(ホウ酸チェッカー)」
点検時などのホウ酸が性能基準以上処理されていることを確認することができるスプレー。試薬に反応し赤く発色した箇所は十分な防腐防蟻効果が約束され、お客様へ視覚的に安心をお伝えすることができます。
劣化対策アドバイザーの有資格者が在籍するJBTA賛助会員様限定でご購入いただけます。
よくある質問
Q:劣化対策アドバイザーの資格
A:⽊造建築物を⻑持ちさせるために、知識武装をこころがけ最適な措置対策を提案し、⽊材劣化の軽減につとめ管理する者をいう。 各種「劣化対策アドバイザー講習」を受講し、「認定試験」に合格することで、「劣化対策アドバイザー」資格を取得する事が出来ます。
Q:劣化対策アドバイザーの役割
A:⽊材劣化の観点で適切に⽊材劣化⽣物の侵⼊を防ぐための対策を提案する。具体的には、⽊材劣化⽣物の侵⼊経路や劣化原因の排除及び、住まい⼿に対しては劣化原因につながる住まい⽅の注意点を伝達啓蒙する。また、1級ホウ酸施⼯⼠によるホウ酸処理が適切に⾏えるように⼯程を段取りする。
Q:劣化対策アドバイザー講習・認定試験の日程は?
A:こちらのページの最下部の講習日程をご確認ください。開催は不定期となります。 認定試験は講習後に行われますので同日となります。
Q:劣化対策アドバイザー講習と認定試験の内容は?
A:下記の表をご覧ください。
講習名 | 劣化対策アドバイザー認定要件 | |
---|---|---|
劣化対策アドバイザー講習 | 新築防腐防蟻措置 | 要受講 |
- ※3 | 要受講 | |
- ※3 | 要受講 | |
認定試験 ※1 ※2 | 新築防腐防蟻措置 | 要合格 |
- ※3 | 要合格 | |
- ※3 | 要合格 |
- ※1:不合格となった場合は、当該講習を再受講ください。
- ※2:認定試験のみの受講はできません。
- ※3:今後カリキュラムを増やしていく予定です。
Q:再試験の方法
A:再度、劣化対策アドバイザー講習を受けていただきその日に再試験となります。(5,500円(税込)料金も再度かかります)
Q:認定証カードの発⾏について
A:劣化対策アドバイザー講習を受講し、認定試験に合格することで認定証カードが発⾏されます。
Q:資格の有効期間は?
A:資格の有効期間は、資格取得⽉より2年間とします。ただし、有効期間内であっても、⼀定の知識基準を満たしていないとJBTA本部が判断した場合は、その資格を取り消すこともあります。
Q:資格更新をするには?
A:引き続き保有資格を維持する場合の更新条件は、有効期間内に、各カリキュラムをそれぞれ再受講することとします。 定期的に再受講し最新の情報を取得することで各⾃のスキルアップに結びつけてください。 更新された認定証カードは、JBTAより発送されます。新旧差し替えてご使⽤してください。
劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」講習・認定試験
講習・認定試験の日程
「劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」講習・認定試験」へのご参加には「JBTA賛助会員」への入会(入会金・年会費無料)が必要となります。(ご入会書類は後日、講習お申し込み情報を元に郵送)
必ず事前に(JBTA賛助会員ご案内のPDF)をお目通しの上、各会場の講習・認定試験にお申し込みください。
- 受講料
- :
- 各会場とも5,500円(税込)/1名
劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」講習・認定試験を受講するためには、JBTA賛助会員からの推薦か、JBTA賛助会員への入会が必要になります。
入会がまだの方はこちらより入会申し込みをお願いいたします。
JBTA賛助会員入会フォーム
劣化対策アドバイザー(防腐・防蟻措置)」講習・認定試験の受講申し込みはこちらよりお願いいたします。