【ボレイト養蜂部】冬のミツバチ
冬は多くの昆虫にとって試練の時期です。
ミツバチも同じで、気温が低下すると活動量は減少し、
女王蜂も産卵を休んでいます。
スズメバチの仲間は女王蜂のみが越冬できますが、
ミツバチは女王蜂とともに働き蜂も越冬し、
冬の間は巣箱の中でじっと寒さを凌いでいます。
そして、越冬できるかどうかは、
夏に蓄えておいたエサ(はちみつ)の量や、
働き蜂の数も影響するといわれています。
ミツバチは、産卵を休んでいる女王蜂を中心に、
働き蜂たちが体を寄せ合って蜂球をつくり、
細かく羽を動かすことで暖をとっています。
数が多いほど暖は取りやすくなり、また、
そのためにはたくさんのエサが必要ということになります。
ミツバチが越冬できるかどうかは、
十分なエサの量と働き蜂の数がカギとなります。