イエシロアリが最凶と言われる理由
シロアリにはいくつか種類がありますが、
日本の住宅で特に注意されるのが
「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。
とくに関東から西の沿岸部などの暖かい地域に
棲むのがイエシロアリで、その加害力の大きさ
から世界最凶のシロアリと例えられることも
あります。
今回は、なぜイエシロアリが恐れられるのか、
解説していきます。

イエシロアリが強い理由①
巣の規模が圧倒的に大きい
ヤマトシロアリのコロニーが数万頭規模なの
に対し、イエシロアリは数十万~100万頭以上
になることがあります。
つまり、働くシロアリの数が多い、エサを探す
範囲が広い、木材を食べる量が多い、といった
特徴があります。
つまり、短期間で被害が大きくなりやすいのです。
イエシロアリが強い理由②
1つの巣から広範囲を加害できる
ヤマトシロアリは比較的被害箇所の近くに集団
がいますが、イエシロアリは本巣から長い蟻道
(ぎどう)を伸ばし、離れた場所まで到達します。
そのため、床下、壁の中、天井裏、別棟
など広い範囲に被害が及ぶことがあります。
イエシロアリが強い理由③
木材を乾燥させずに加害できる
イエシロアリは水を運ぶ能力が高いことで知ら
れています。
そのため本来は乾燥している場所でも、壁の中、
小屋裏、2階部分などへ水分を供給しながら
活動できます。
結果として被害範囲が大きくなりやすいのです。
イエシロアリが強い理由④
発見が遅れやすい
被害が床下だけでなく建物全体に及ぶことが
あるため、気付いた時には被害が大きい、
補修範囲が広いというケースがあります。