最悪外来植物ナガエツルノゲイトウ
近年、河川や水田などで問題となっている外来植物
「ナガエツルノゲイトウ」をご存じでしょうか。

ナガエツルノゲイトウは南米原産の多年草で、
水辺を中心に生育する植物です。
非常に繁殖力が強く、茎や根の小さな断片から
でも再生するため、一度広がると完全に取り除く
ことが難しいとされています。
日本では生態系などへの影響が大きい
「特定外来生物」に指定されています。
繁殖すると水面を覆うように密生し、
もともと生育していた植物の生育を妨げるほか、
水路の流れを悪くしたり、農地へ侵入して
農作業に影響を与えたりする可能性があります。
見た目の特徴は、細長い茎に対して向かい合う
ようにつく葉と、春から秋に見られる白い球状の花です。
注意したいのは、見つけても安易に抜いて別の
場所へ運ばないこと。特定外来生物は、
生きたままの運搬や栽培などが
法律で原則禁止されています。
また、除去する際に茎の一部が残ると、
そこから再び増える可能性もあります。
身近な水辺の環境を守るためにも、
「知らない植物だからとりあえず抜く」のではなく、
ナガエツルノゲイトウの特徴や適切な対処方法を
知っておくことが大切です。