【ボレイト養蜂部】ミツバチの寿命
ミツバチの寿命は、その役割(カースト)や
季節によって大きく異なります。
ここでは、一般的なセイヨウミツバチの
代表的な3つのカーストごとの寿命をまとめます。
【 女王蜂(じょおうばち)】※写真中央
寿命:2〜5年
働き蜂や雄蜂に比べてはるかに長命です。
巣の中で唯一の産卵能力を持ち、
1日に1,000〜2,000個の卵を産むこともあります。
【働き蜂(はたらきばち)・メス】
夏場の寿命:2〜6週間程度
忙しく働き続けるため、寿命は短いです。
冬場の寿命:数ヶ月(4〜6ヶ月ほど)
冬は活動が少なく、省エネモードになるため、
寿命が延びます。
【雄蜂(おすばち)】
寿命:およそ1〜2ヶ月
主な役割は女王蜂と交尾すること。
交尾に成功した雄蜂は交尾直後に死に、
成功しなかった雄蜂も冬を迎える前に
巣から追い出されて死にます。
上記はセイヨウミツバチに基づいた情報ですが、
ニホンミツバチでも似た傾向があります。
ただ、地域や環境によって多少の違いがあります。