不動産業界から見たホウ酸処理の可能性
皆様、猛暑の中お疲れ様です。不動産業界から日本ボレイトに入社しました柳です。
入社からはや1週間。新しい発見ばかりです。業界紙の取材記者、広報誌の編集者というメディアの側から見てきた業界とはいえ、建築は未知の分野。
ホウ酸といえば目薬かホウ酸ダンゴでしか聞いたことがなかったくらいですから。
今後、広報の業務に本格的に携わるうえで、自社の取り組みを肌で感じ学ぶことができるのが、実際の施工の現場です。
浜田山と野方の都内2ヶ所で、先輩から要領を教わりながら噴霧器を携えて右往左往。慣れない体には相当ハード。
高所が苦手な身には、グラグラする足場を伝っての昇り降りが実に怖いのです。
聞くと、怖いと思っているうちは大丈夫とのこと。なぜなら怖ければ気をつけるから。
変にこなれてくるほうが慢心から踏み外す危険が大きいそうです。
終日の作業で服は真っ白、全身ヘトヘト。頭は10回は柱にぶつけています(ヘルメットに感謝!)。
これは体力が今後もってくれるのだろうか?と若干の不安を残す船出となりました。
ただ、最前線を見て分かったことがあります。
一つは、木材劣化防止・シロアリ対策としてのホウ酸処理が、間違いなく効果的そして確実に成長する分野であること。
末長く安全・快適に暮らすためのお手伝いができる喜びを感じる一端となりました。
もう一つは、不動産業界から見てもホウ酸処理は大きな需要と可能性を秘めているということです。
820万戸もの空き家を抱える日本の住宅事情は、フローからストックへの転換が大きなキーワード。
新築・既存を問わず住まいを長持ちさせる技術であるホウ酸処理は、不動産の資産価値を高める有効な武器となり得ます。
「取材する側」から「取材させる側」へ。
不動産業界に携わる一人でも多くの人にホウ酸処理の素晴らしさを知って頂けるよう「知恵とペン」を駆使して戦っていきたいと考えています。