【ボレイト養蜂部】ハチミツに賞味期限!?
純粋なハチミツは、ハチミツそのものに殺菌作用があり、
腐ることがないため、長期保存可能な食品だといわれています。
しかし、市販されているハチミツには必ず「賞味期限」が表示されています。
日本では1996年4月から賞味期限の表示が義務付けられていて、
ハチミツを販売するには賞味期限を表示しなくてはならなくなりました。
でも、そもそも腐らないハチミツに、何で「賞味期限」の表示が必要なの?
と思ってしまいますが、この賞味期限の意味は、
腐ったり傷んだりして食べられなくなってしまう「消費期限」ではなく、
「風味が落ちずにおいしく食べられる期間」という意味のようです。
一般的なハチミツの賞味期限は未開封の状態で、2~3年になっているものが多いようです。
日本の法律では、全ての食品に「賞味期限」や「消費期限」の表示が義務付けられているため、
たとえ腐らなくても、慣例的に表示されているということかもしれません。