映画道楽20

こんにちは、総務部の原田です。
先日親知らずを抜歯した痛みとショックでしばらく映画情報をチェックできていませんが、うかうかしていると見逃してしまうので油断大敵です。
あれは見ておきたかったのにもう終わってしまった……ということはよくありますが、少し待っていると名画座で上映が始まることもあり、何度も助けられてきました。

皮膚を売った男」は昨年11月の公開でしたが、私は先月飯田橋のギンレイホールで見ました。
この映画がしばらく頭から離れず、しみじみとおもしろかったなとことあるごとに思い出します。
シリア難民になった主人公が恋人と再会したい一心で、芸術家と契約をし背中にVISAのタトゥーを施されることから物語が始まります。
もっと重苦しい映画なのかと身構えていましたが、現実社会の厳しさと物語の面白さ、皮肉っぽさの塩梅が私にはちょうど良かったと思います。
終わり方も好きで、鑑賞後は久しぶりにパンフレットを購入しました。

いまは配信が当たり前の時代ではありますが、いつでも見れるからと後回しにしてしまいがちのズボラな私には、映画館通いが性に合っているようです。
東京にはまだまだ行ったことのない映画館があるので、少しずつ開拓していけたらと思っています。

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