【ボレイト養蜂部】ハチミツに偽物!?
スーパーで売っているハチミツを見ると、価格差が大きいことに驚きます。
傾向としては、国産のものが高めで、輸入されたものが安い感じです。
なんでこんなに価格差があるんでしょう?
日本で養蜂家が減っているという話を以前しましたが、
やはり海外からの安いハチミツに押されて生業にしていくのが難しくなった面が大きいようです。
日本のハチミツの自給率は数%といわれており、国産のハチミツが高価であることが頷けます。
そして、「ハチミツ」といってもいくつかの種類があり、
大きくは「はちみつ」「精製はちみつ」「加糖はちみつ」「はちみつ加工食品」に分けられ、
簡単にいうと「精製はちみつ」は「はちみつ」から色や匂い、栄養成分などを取り除いた甘味料、
「加糖はちみつ」は「はちみつ」に、人工甘味料や水飴などの糖類を加えたもの、
「はちみつ加工食品」は「加糖はちみつ」の「はちみつ」の含有量が60%以下のものをいいます。
もちろん、日本ボレイト養蜂部のハチミツは「はちみつ」ですが、その「はちみつ」であっても、
輸入ハチミツには花からではなく、砂糖水やジュースなどからミツバチにつくらせたもの、
水分を飛ばすのもミツバチではなく、人工乾燥によりおこなわれているなどで、
「はちみつ」の大量生産を可能にしているのではないかという噂があったりします。
こうなるともはやハチミツとは名ばかりの「はちみつ」と言えそうです。
国産であっても安いものは同じように作られている可能性があり、
砂糖水のハチミツでもきちんと結晶化することから、
「真偽」を判別するのは至難の業のようです。
ハチミツは、信頼のおける養蜂家から購入するのが一番ですね。