【ボレイト養蜂部】ミツバチと人類の関わり
前回、ミツバチの出現について調べましたが、
今回は人とミツバチの関係について調べてみました。
養蜂の起源はとても古く、人類の歴史の初期にまで
さかのぼることになりました。

【約1万~8000年前】
まだ「養蜂」という形ではありませんが、人類野生の
ミツバチの巣から蜂蜜を採っていた証拠があります。
有名なのが、スペインの洞窟壁画(約8000年前)で、
蜂蜜採集の様子が描かれています。
【紀元前3000年ごろ(約5000年前)】
古代エジプトで、世界最古クラスの「組織的な養蜂」
が行われていました。円筒形の巣箱を使い、蜂蜜や蜜蝋を
食料、薬、宗教儀式に利用していたことが記録や
壁画から分かっています。
【同時期〜古代】
メソポタミア、古代ギリシャ、中国などでも養蜂が行われ、
蜂蜜は貴重な甘味料として重要でした(砂糖がまだなかったため)。
【近代(19世紀)】
巣枠式巣箱(ラングストロス巣箱)が発明され、
現代的で効率のよい養蜂が確立します。
ミツバチと人とは、とても長い付き合いがあるんですね。
より身近な存在であることが伺えました。