【ボレイト養蜂部】ミツバチの一生
前回のブログでミツバチの働き蜂の寿命は、
春や夏の採蜜時期では1～2か月とお伝えしましたが、
その生涯の中でも様々な役割を務めます。
下記が卵から亡くなるまでのミツバチの一生です。
1. 卵期（0〜3日目）
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産卵： 女王蜂が巣房（六角形の巣）に卵を産み付けます。
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種類： 卵は3種類（働き蜂、雄蜂、女王蜂）に分かれ、産卵時点で役割が決まります。
2. 幼虫期（4〜9日目）
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孵化： 卵は3日で孵化し、白くて小さな幼虫が出現。
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栄養供給： 働き蜂が幼虫に「ローヤルゼリー」や「花粉」「蜜」を与え、急速に成長します。
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繭形成： 一定の期間を経ると幼虫は自ら繭を作り、蛹（さなぎ）に変化します。
3. 蛹期（10〜20日目）
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完全変態： 繭の中で、幼虫が成虫に変化する「完全変態」が進みます。
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色と形の変化： 白く柔らかかった体が徐々に黒く硬い成虫の姿に変わります。
4. 成虫期（20日目以降）
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役割分担： ミツバチは成虫になった後、寿命や役割によって以下の仕事を担当します：
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働き蜂（寿命：約1〜2ヶ月）
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1〜10日目： 巣内作業（幼虫の世話、巣の掃除）
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11〜20日目： 蜜の受け取り、巣の修復
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21日目以降： 外での採蜜、花粉集め
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女王蜂（寿命：2〜5年）
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繁殖専用、ひたすら産卵
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雄蜂（寿命：約2〜3ヶ月）
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交尾のためのみに存在し、交尾後は死ぬ
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5. 終末
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働き蜂： 寿命が来ると巣外で命を終えることが多い。
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女王蜂： 新たな女王蜂に交代すると、古い女王は群れから追い出されることもある。
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雄蜂： 交尾に成功すれば死に、秋には巣から追い出されることが一般的。