【ボレイト養蜂部】新しいニコチン
ネオニコチノイドという言葉自体は聞き覚えの
ある方も多いのではないでしょうか。
では、そもそもネオニコチノイドとはどんな
薬剤なのか少し調べてみました。
ネオニコチノイドは、主に農業で使われる殺虫剤の
一種です。名前の通り、ニコチンに似た化学構造を
持つ新しいタイプの農薬として開発されたものです。

<特徴>
・昆虫の神経に作用し、マヒさせて殺す
・植物に吸収されて全体に行き渡る(浸透移行性)
・少量でも効果が高い
・比較的長期間効く
<仕組み>
・ネオニコチノイドは、昆虫の神経にあるニコチン性
アセチルコリン受容体に作用します。これにより神経
が過剰に刺激され、最終的に昆虫は動けなくなり死に
至ります。
<主な種類>
・イミダクロプリド
・クロチアニジン
・チアメトキサム
<利点>
・害虫に対して高い効果
・作物内部に広がるため、雨で流れにくい
・比較的少量で済む
<問題点(議論されている点)>
・ミツバチへの影響
ネオニコチノイドはミツバチの行動や生存に影響を与える
可能性があり「蜂群崩壊症候群」との関連が議論されています。
・環境への影響
水や土壌に残りやすい。他の昆虫や鳥にも影響の可能性。
・人への影響
通常の使用では安全とされていますが、長期的な影響については
研究が続いています。問題視されているのに使用が規制されない
状態のままというのが実態です。