【ボレイト養蜂部】次世代にも悪影響のネオニコ
ナショナルジオグラフィックの記事で、
ネオニコチノイドは世代を超えて悪影響が蓄積されていくことが報じられていました。
記事では、ツツハナバチの一種であるブルーオーチャードビーによる研究結果で、
「幼虫の母親がネオニコチノイド系殺虫剤であるイミダクロプリドにさらされると、幼虫が成熟後になす子の数が20%減ったと報告している。幼虫に影響が出るのは、母親が与える花粉と花蜜に殺虫剤が含まれているせいで、これは世代を超えた影響だ。また、個体が殺虫剤に複数回さらされた場合、回数が増えるごとに繁殖力は低下した。」
というものでした。
ネオニコチノイド系農薬がミツバチの大量死、大量失踪に関係していることは、
広く知られるようになりましたが、
一世代の中で蓄積されるだけでなく、
世代を超えて受け継がれていくというのはより深刻さが増します。
当然、悪影響はハチだけのものとは思えません。
手遅れになる前に、規制されることを願ってやみません。