映画道楽42
こんにちは、総務部の原田です。
先日『敵』を見てきました。
他にも気になる映画はあったものの時間が合わず、ネットでも評判がよさそうだし見てみるか、という軽い気持ちでチケットを買いました。
筒井康隆原作であることも映画館を出た後に調べて知りました。
前半は主人公の隠居生活が丹念に描かれ、後半から徐々に現実と幻の境目が曖昧になっていく、という珍しくはない話ですが、一瞬たりとも飽きずに吸い込まれるように見ていました。
モノクロの映像に見ごたえがあり、後半の奇妙な出来事も突拍子もない感じがせず、時々笑いの起きるべ面もあり、静かな映画ですがとても面白かったです。
原作小説ではどんな表現になっているのか気になっています。