【ボレイト養蜂部】女王の生涯の産卵数

前回、社会的昆虫のことについて解説したので、

今回はその根幹となる女王が生涯に産む卵の数について調べてみました。

 

◆ミツバチの女王バチが生涯で生む卵の数

1日の産卵数:繁殖期(春〜夏)には、

1日に 1,500〜2,000個 の卵を産むことがあります。

産卵期間:通常は 2〜5年程度 活動し、その間ほぼ毎日産卵します。

生涯産卵数:1日平均1,500個 × 3年(約1,000日) ≒ 150万個

→ 一般的に「100万〜200万個」とされます。

 

◆シロアリの女王アリが生涯で生む卵の数

シロアリの女王アリ(正確には「シロアリの女王」)は、

地球上でもっとも多くの卵を産む生物のひとつとして知られています。

種類によって異なりますが、代表的なデータは以下のとおりです。

1日の産卵数:

最大で 1日あたり2万〜3万個 の卵を産むことが報告されています。

(アフリカや東南アジアの大型種「マクロテルメス属(Macrotermes)」など)

寿命:女王シロアリは 10〜20年、場合によっては

25年以上 生きることもあります。

生涯産卵数(推定):

1日2万個 × 10年(約3,650日)= 約7,000万個

長寿の個体では 1億個以上 に達すると考えられています。

<イエシロアリとヤマトシロアリ、アメリカカンザイシロアリの生涯の産卵数>

・イエシロアリの女王は日本で最も多く卵を産み、一生で数千万個。

・ヤマトシロアリはその1/10程度。

・アメリカカンザイシロアリはさらに少なく、数万〜十万個ほどです。

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