【よくある質問】合成殺虫剤とホウ酸の違いは?

こんにちは!かおりんです☺️

さて今回は、ホウ酸に関してよくある質問をご紹介します💡

Q:合成殺虫剤とホウ酸の違いは?

合成殺虫剤 は有機物です。殺虫成分が揮発するため、匂いもあり、人の健康にも害を及ぼします。また、化学物質過敏症・シックハウス症候群の原因にもなるため、高気密高断熱住宅の防蟻対策としては使用できません。

そもそも合成殺虫剤は発生した虫を殺すことを目的とした薬剤です。長くても3〜5年で効果がなくなると言われているため、何十年と住む家のための“長期的な予防”という視点で見ると、新築時に防蟻剤として利用するには少し疑問が残ります。

それに比べて、ホウ酸 は海水や淡水、土壌などに含まれる天然物です。温泉の成分や、植物、目薬に含まれる成分であったりと、実は人とホウ酸は日常的に近い距離にあります。また無機物のため、100年経とうが1000年経とうが、揮発することも無くなることもなく安定している物質です。またホウ酸は、腎臓の働きで排出を行える哺乳動物には安心安全ですが、シロアリといった腎臓を持たない生物が摂取することで代謝が止まり死に至らせるという特徴があります。そのため、木材に一度処理すればずっと残り続けて効果を発揮し続けるため、再処理も不要です!ホウ酸は、シロアリの駆除に加え、予防という点でも非常に有効な防腐防蟻剤なのです。

従来用いられる合成殺虫剤と比べて、ホウ酸は人の健康に優しく、そして長期間効果を発揮する木材劣化対策が行えるということをお分かりいただけますでしょうか。

しかし、ホウ酸は“水に弱い”という弱点があるため、適切な雨対策が施工する上で必須です。また正しい処理量で施工を行わなければ、確実な効果を発揮することができません。「とりあえず“ホウ酸”を木材に塗れば効果あるんでしょ!」と、安易に考えてはダメなんです。正しいホウ酸処理量 で 適切な施工を行う ことが、木材劣化対策を行う上で何よりも大切です👍

 正しいホウ酸処理を行うために!ボロンdeガード工法:https://borate.jp/products/borondeguard.php

ここで誤解をして欲しくないのですが、日本ボレイトは合成殺虫剤を全否定しているわけではありません🙅! 必要に応じて、体に害を及ぼす可能性の低い薬剤を用いて、屋外に潜むシロアリの駆除作業をホウ酸処理と並行して行うこともあります。発生してしまったシロアリ被害に関しては、室内での作業にはホウ酸、屋外での駆除には合成殺虫剤を用います。それぞれ適材適所で使用することで、確実な駆除&予防効果を住まい手様に提供できると考えているからです。

新築をお考えのみなさま、まず大切なのはシロアリに対する 確実な予防 です!従来のシロアリに加え、アメリカカンザイシロアリといった外来種も日本中で猛威を振るい始めています。

アメリカカンザイシロアリの詳細はこちら:https://borate.jp/amekan/

新築時にたった一度、ホウ酸を用いた木材劣化対策を行うことで、地震にも強い安心安全な住まいを長持ちさせることが可能です。

もしすでにご自宅を建ててしまっている方も、シロアリに関してホウ酸を使って対処してほしいというご希望がございましたら、ぜひ日本ボレイトにご相談ください✨

お待ちしております😄♪

【 日本ボレイト 】https://borate.jp

日本ボレイト株式会社〒101-0031 東京都千代田区東神田2-6-2 タカラビル7F

シロアリ、ホウ酸処理のことなら何でもご相談ください。

お問い合わせはこちらから