セイヨウミツバチVSオオスズメバチ
外来種であるセイヨウミツバチは、
ニホンミツバチのようにオオスズメバチに
対抗できないと言われています。
そのあたりをちょっと調べてみました。

大きな違いは、オオスズメバチが集団で襲って
くる前に、偵察に来た1匹を仕留められるかです。
ニホンミツバチは、偵察個体が巣につける
目印のフェロモンを感知すると、
巣口の守りを増やします。
侵入した個体を捕まえると、
数百匹で包み込んで「蜂球」を作ります。
飛翔筋を震わせて内部を約46℃まで上げ、
呼吸で増えた二酸化炭素と合わせて
オオスズメバチを倒します。
セイヨウミツバチは、オオスズメバチに対して
主に針で応戦しますが、相手の硬い外骨格に
阻まれて刺す攻撃が効きにくく、
集団襲撃を受けると巣を守るのが難しくなります。
キイロスズメバチに対しては
発熱する蜂球を作った報告があり、
相手の種類によって防御行動が異なります。
この違いの背景には、オオスズメバチと
同じ地域に長く生息してきたニホンミツバチが、
その捕食圧のもとで集団防御を発達させた
ことがあると考えられています。
日本の養蜂に導入されたセイヨウミツバチは、
もともとオオスズメバチと生息域が
重なっていなかったため対抗手段を発達させる
までには至らなかったということですね。