セイヨウミツバチも外来種!
最近、特定外来生物に関して調べていて、
気になったのが「セイヨウミツバチ」です。
セイヨウミツバチも外来種ですが、
ニホンミツバチと共存できているのでしょうか?
調べてみたら、下記のような回答でした。

共存している実例はあります。
ただし、「お互いに悪影響なく、全国で安定して
共存できている」とまでは言えません。
「同じ地域に生息できること」と
「競争がないこと」は別です。
共存を支えるのは、利用する花や活動条件の違いです。
<訪れる花が異なる>
奈良県で20種の植物を調べた研究では、
両種の訪花パターンに違いがあり、
ニホンミツバチはセイヨウミツバチより在来植物
をよく訪れていました。
これは、餌資源を部分的に使い分けていることを示します。
<活動できる条件が異なる>
農研機構の研究では、ニホンミツバチは
セイヨウミツバチより低温で訪花し、
曇天や雨天でも活動する個体が多く確認されています。
こうした違いも、共存を助けると考えられます。
一方で、花の蜜や花粉をめぐる競合への配慮は必要です。
農研機構も、飼育に当たってセイヨウミツバチとの
競合に注意するよう指摘しています。
花の使い分けがあるからといって、
餌の取り合いがなくなるわけではありません。
したがって、現時点では、「部分的な棲み分けによって
共存しているが、在来のニホンミツバチへの影響がない
とは言い切れない」という説明が妥当です。
今回確認した地域的な研究だけで、
日本全体の共存状態を断定することはできません。