【ボレイト養蜂部】蜂の種類によって毒性が違う⁈

前回のブログでオオスズメバチに刺された話をしましたが、

ミツバチとスズメバチで毒性に違いがあるのか、

気になったので少し調べてみました。

因みに下の写真はミツバチの針です。

蜂毒はアミノ酸をベースにした化合物でできており、

主な成分はアミン類、低分子ペプチド、酵素類の3つです。

 

刺された時の激しい痛みは、

主にセロトニンやヒスタミンなどのアミン類、

ハチ毒キニンなどによるもので、

オオスズメバチは、生物毒の中でもセロトニンの

含有が最も多い生物だそうです。

ただ、濃度がもっとも高いのは

チャイロスズメバチだそうで、

痛みはチャイロスズメバチが最強とのことです。

 

ただ、毒の強さ(LD50値:mg/kg)でいうと、

セイヨウミツバチとヒメスズメバチが 2.8と最も強いそうで、

キイロスズメバチが 3.1、オオスズメバチが 4.1となっています。

ミツバチの毒性が最も強いとは驚きです。

あらためて蜂刺されには気を付けましょう!

 

※LD50値:複数のマウスに毒を注射して半数の個体が死亡

する毒量(体重1kg当たりに換算)で、数値が小さいほど毒性が強い。

 

 

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