【ボレイト養蜂部】苦闘!4回目の作業
日本ボレイト養蜂部、本日は4回目の作業をおこないました。
まずはあとから設置した4つの巣箱の内検をおこないました。
最初に設置した巣箱が6枚群だったのに対して、この4つは4枚の群れだったので、先週入れた3枚の巣枠への巣の造営は思ったよりも進んでいなくて、まだまだ蜂の数は少ない感じでした。
一応半盛り巣枠を2枚追加してこれで9枚の巣枠がセットされた状態となります。
どんどん増えてもらい、早く巣枠が蜂でいっぱいの状態になればと思います。
同じ作業をあと3つおこない、次に最初に設置した巣箱の内検をおこないました。
この巣箱は過去2回の内検で女王蜂が確認できておらず、蜂の数が激減していたらどうしようかと蓋を開けるのがドキドキしました。
蓋を開けた時点では十分な蜂の数がいたので一安心でしたが、今度こそ女王蜂を見つけようと、中の巣枠全てを何度も丹念に確認しました。
そうしたら、ようやく見つけることができました。
見つけたときにはすでに握力がなくなってしまいました。
これで遅れ馳せながら全ての巣箱に女王蜂がいることが確認できました。
本当に良かったです。
内検では女王蜂の存在確認とともに、卵や幼虫の育成状況の確認、そして無駄巣と王台の除去が主な仕事です。
女王蜂を見つけるのがどうも苦手な私ですが、もっと苦手なのが王台の除去です。
王台は女王蜂を育てるための巣で、働き蜂の巣と違いピーナッツの殻のように飛び出した巣のことです。
ここから新女王が生まれ分蜂されるのを防ぐために王台は除去しなければならないのです。
王台を潰すと中からローヤルゼリーと幼虫が出てきます。
これを除去、つまり始末するわけです。
結構たくさんあって、どちらも貴重なものなので取っておきたいくらいですが、そんな余裕はありません。
除去していると働き蜂たちが怒り出すからです。
怒ると翅の音が変わるのでわかります。
顔の周りを飛びはじめ、手にも止まるようになります。
怒っているぞというアピールです。
内検に手間取っていると燻煙器の煙がいつの間にかなくなってしまっていて、静まるのを祈るしかありません。
早く手際良く内検できるようになりたいものです。
というわけで、最初に設置した巣箱は十分に蜂の数が増えていたので、真ん中に隔王板(女王蜂が通過できない格子)を入れて蓋を閉じました。
この巣箱は、もしかしたら一週間から10日後くらいには採蜜できるようになるかもしれません。楽しみです。
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日本ボレイト株式会社